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ロールスクリーンとは何?その特徴の活かし方とデメリット。

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場所をとらずすっきりとした印象のロールスクリーン。一見シェードカーテンと似ていますがこちらがヒダを付けてたくし上げながら開閉する一方、ロールスクリーンは上部のパイプにくるくるとスクリーン布を巻き上げていくタイプになります。

オフィスの会議室や歯医者などの目隠しとして多く使われていましたが、ボリュームのある布カーテンが苦手という方にも人気があります。

タイプ別ロールスクリーン

プルコード式

こちらのタイプは、スクリーンの一番下中央に紐がついているだけのスマートな見た目になっています。
スクリーンを降ろす時に中央についている紐を引っ張りそのままスクリーンを下げ、スクリーンを開ける時は1度紐を引っ張るとロックが外れ、スプリングの力で自動的にスルスルとスクリーンが最後まで上がっていくものです。もちろんスクリーンの上げ具合も調節可能で、紐を引っ張りスクリーンをとめたい位置で手を離せば好きな位置に固定できるようになっています。

昔は1度紐を引っ張ると勢いが出すぎたまま上のパイプに乱暴にあたって止まるというようなこともありましたが、現在のロールスクリーンにそういうことは心配いりません。製品使用によっては、上に上がるにつれ速度が落ちるように設計されていたり、スクリーンの止まる高さ設定が可能なものまで工夫が凝らされています。

デメリットとしては、スクリーンの一番下に操作紐があるため、床までスクリーンを下ろしたい時は体をかがめての操作になる点が挙げられるでしょう。
また、高さのある窓の場合は紐まで手が届きやすいように長めにしておく必要があります。

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チェーン式

チェーン式は、本体についているボールチェーンを輪っか状にしたものを引っ張り、その輪が回ることによって開閉できるものです。ロールスクリーンは木製ブラインドなどと比べると、大部分の重量はこの本体に取り付けられたスプリングの力にかかるので重いと感じることはありません。チェーンの位置は右側か左側を選べます。
チェーンを引っ張り簡単に位置調節ができるのがチェーン式です。床まで下ろす時にもかがむ必要はありません。

デメリットは、ダラダラと長いチェーンが必要な点ですがこれも人の好みによります。

ダブルタイプ

スクリーンをセットする上部のパイプが2重になっていて、2枚のスクリーンがセットされているタイプです。2枚の生地それぞれをお好みに合わせて上下させることができます。ちょうどレースカーテンと厚手の布カーテンを併用するように、視線を遮りつつ光を取り入れたい時には外側の厚さの薄めのスクリーンを下げ、内側のスクリーンは上げたままにすると良いでしょう。ロールスクリーンのみの設置の場合は、シーンによっていろいろな調節の効くこのダブルタイプがおすすめです。

ロールスクリーンのメリット

見た目すっきりコンパクト

なんといってもロールスクリーンはシンプルなデザインが特長です。布カーテンやシェードカーテンのようなボリュームやディテールもなく、窓辺の家具配置の邪魔をしないのでシンプルにお部屋を作り上げることができます。
極めて平面的なデザインで圧迫感もありません。

小さな窓、幅狭窓との相性

布製の通常カーテンではボリュームがあり重すぎてバランスのとりにくい小さな窓や幅の狭い窓にはロールスクリーンがうってつけです。
ロールスクリーンのほか、ブラインドやシェードカーテンも小窓との相性が良い種類になります。

ロールスクリーンのデメリット

洗濯しにくい

洗える生地はどんどん増えてきていますが汚れた場合も考えて色を選ぶのも手かもしれません。

大きな窓には分割設置も

近年、日本のリビングダイニングにも大きな窓が取り付けられるようになってきました。ワイドな窓に取り付けるにはほとんどの場合、製造できるロールスクリーンの最大幅が200cmなので一枚の取り付けでは足りず、2〜3つに分割して設置しなければなりません。

例えば、幅1間半、約270cmの窓には2つ必要になります。その時、分割部分に数センチの隙間ができてしまうことが気になるという方もいらっしゃいます。

窓枠内設置の場合

ロールスクリーンは、スクリーン布部分をポールに挟み込むような構造になっているため多くの場合スクリーン布幅よりもポールの方が若干長くなります。そのため、ロールスクリーンを窓枠内に設置すると、左右に少し隙間ができてしまうので、寝室などの遮光性が重要になるお部屋には窓全体が覆われるよう、窓枠の外への設置がおすすめです。

メンテナンス

洗いOKタイプ

ロールスクリーンにはご家庭でも水洗い可能なウォッシャブルタイプもあります。カタログやウェブサイトで機能表示欄を確認してみてください。洗う際にはパイプ本体から布スクリーンを外してから洗います。

手順としては以下の通りで、難しいことはありません。

  1. 本体を取り外す
  2. 本体からスクリーンをはずす
  3. スクリーンを洗う(この時シワにならないよう気をつける)
  4. 脱水機能は使わずに自然乾燥させる(やむを得ずアイロンがけをする場合は必ずあて布を使用する)
  5. 本体にスクリーンをつける
  6. 本体を設置する

洗いNGタイプ

水洗い不可の場合はハタキなどで埃をまめにとります。
ブラインドやシェードカーテンと違い表面の凹凸がないぶん埃は溜まりにくくなっています。

生地交換も可能

洗えるタイプもそうでないタイプも、パイプ本体はそのままで生地のみの交換ができます。模様替えには便利な機能です。メーカーの違いによって取り付け不可の場合もあるので確認が必要です。生地のみ交換の場合、本体も買い換えるより3割ほど低価格ですみます。

ロールスクリーン活用術

おしゃれにスペース確保

布カーテンのような広がりやもたつきがなくミニマムにすっきりとした仕上がりが特長です。完全にスクリーンをパイプに巻き取った状態では10cmほどのコンパクトな形状に収まります。場所をとらないので窓辺の家具配置にも、わずかな隙間をあけておくだけで済みます。

カーテンとのコーディネート

ロールスクリーンに使用する生地はシェードカーテンなどとは違い、特殊な加工をしたものになります。なので同じ部屋にロールスクリーンと布製カーテンを使用する場合に、まったく同じ生地を使用できるのは稀です。

その場合、布カーテンにある色の一つと同じ色の布をロールスクリーンに使用すると調和がとれます。また、ロールスクリーンの方はあえて壁と同じ色にして主張を抑えるのも手です。

運良く通常のカーテンにもロールスクリーンにも対応できるお好みの生地が見つかった時は、ロールスクリーンのほつれ止めの樹脂加工をする代わりに裏地を熱圧着でつける手法がおすすめです。樹脂加工をしないぶん生地の風合いが変わらないので布カーテンと同じテクスチャーのスクリーンが制作できます。

間仕切りにも

遮光目的以外にも、ロールスクリーンを上手に使うと、ドアや壁を使わずに空間に間仕切りを作ることができます。
キッチンの出入り口、カウンターキッチンの上部や洗濯機置き場に取り付ければ圧迫感なしに目隠しができます。

また、ワンルームのように一つの空間がいろいろな機能を果たす所にもピッタリです。ベッドサイドに取り付ければちょっとしたリビングと寝室になりますし、キッチンサイドに設置すれば使用していない時に生活感をうまく”収納”することができます。

簡単ホームシアター

ロールスクリーンの生地に白いものを使えば低コストで手軽にホームシアターを楽しむことができます。テレビを購入するにもそこそこのお値段になってしまうので、80インチほどの大画面で楽しめるホームシアター仕様にするのも理にかなっているかもしれません。ホームシアター用に開発されたスクリーンより投影された画質は劣りますが普段使うには気にならない人が多いでしょう。

何と言っても好きな映画やミュージックビデオ、思い出の写真を大画面で見るのは楽しいですし、カーテンの機能もあるので一石二鳥でお得です。

ロールスクリーンは遮光や目隠し以外にも、圧迫感のない移動可能な間仕切りやホームシアターにも利用できる優れものです。

一工夫して利用すれば生活空間をより豊かにしてくれるでしょう。

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