カフェカーテンとは?おしゃれ・手作り・使い方まで丸わかりガイド

カフェカーテンとは?おしゃれ・手作り・使い方まで丸わかりガイド

小窓やはめ殺し窓の目隠しやインテリア演出に、おしゃれで取り付けも簡単な「カフェカーテン」が注目されています。ポールに通すだけで設置でき、キッチン・トイレ・玄関など、さまざまな場所で大活躍。透け感のあるレースやコットン素材を選べば、明るさを保ちつつプライバシーも確保できます。

また、布をカットして縫うだけで簡単にハンドメイド(手作り)できるのも人気の理由。市販のカフェロールや100均アイテムを活用すれば、初心者でも気軽にDIYできます。

この記事では、カフェカーテンの基礎知識から選び方・作り方・おしゃれなアレンジ方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。小窓をセンスよく飾りたい方は必見です!

目次

カフェカーテンとは?特徴と魅力をチェック

通常のカーテンとの違いは?

カフェカーテンとは、小さな窓や出窓、はめ殺しの窓などに目隠しの高さに取り付ける、丈の短いカーテンです。ウインドウトリートメントのひとつですが、ポールに通すだけのスタイルは気軽に窓を飾ることができます。
目隠しと装飾の要素があるカフェカーテンは彩光性も重要で、透け感のあるレース生地や薄手のコットンが主流となっています。

キッチン・玄関・トイレでも大活躍!

カフェカーテンは本来、カフェの窓辺に使われていたことが由来ですが、現在では家庭のさまざまな小窓で活躍しています。

  • キッチンの小窓に:調理中でも光を取り入れながら目隠し可能
  • トイレの小窓に:通気とプライバシーの両立
  • 玄関の採光窓に:外の視線を遮りつつおしゃれな演出

設置場所を選ばず、インテリアの雰囲気に合わせた素材選びで、空間をセンス良く彩ることができます。


カフェテリアで使われていたことからこの名がつきましたが、キッチンの小窓に限らず、リビングの出窓、玄関やトイレなどの小窓にも使われます。

カフェロールとは?|切り売り生地で簡単おしゃれに取り付け!

カフェロールとは?|切り売り生地で簡単おしゃれに取り付け!

カフェカーテン用の生地には、カフェロールと呼ばれる切り売りの生地があります。カフェロールは、生地の上下が定められ、上部にはカーテンポールを通す穴が開いているので、購入した生地をカーテンポールに通すだけで、小窓を簡単におしゃれに飾ることができます。カフェロールは、素材や柄も豊富に取り揃えられているため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

また刺繍やカットワークが施されたコットンレースや、絵柄がプリントされたブロード生地、エレガンスなボイルレースやチュールレースもあり、裾がスカラップラインであったりはしごレースなどが使われたり、生地の方向性を生かしたデザインとなっています。

カフェロール生地を必要な長さにカットしてもらった場合、両端の切りっぱなしを防ぐために、ほつれ止め処理をする必要があります。レース生地の場合は、専用のほつれ止め用液を塗ることで、布端が固まってほつれを防止することができます。ほつれ止め用液は手芸店や100均でも販売されているので、手軽に処理することができます。

サイズの選び方|カフェカーテンの高さと幅のベストバランスとは?

カフェロールの高さは30cm程度から高いもので150cmのものもあります。カフェカーテンの飾り方は窓の中間に1枚とは限らず、高さがある窓には上下2箇所に飾るなど、いろいろなレイアウトで飾ることができます。窓の大きさや高さにカフェカーテンをどう飾るかをイメージして選ぶと良いでしょう。

では、カフェロールは何メートル購入すれば良いでしょうか。
カフェカーテンは通常ヒダを寄せて掛けるので、窓の幅に対してどれくらいヒダを寄せるかによって変わってきます。一般的には窓の幅の1.5~2倍、エレガントに飾りたい場合は2~2.5倍程度にするとヒダをたっぷり寄せることができます。

サイズの選び方|カフェカーテンの高さと幅のベストバランスとは?

カフェカーテンの作り方|100均もOK!初心者向けハンドメイドアイデア集

カフェカーテンは、手軽に取り付けられるのが魅力です。自分でお気に入りの生地を選んでハンドメイドすることもできます。カーテンポールに通すだけで簡単に取り付けられ、裾や脇を処理すれば完成です。アイデア次第で、世界にひとつだけのオリジナルカフェカーテンが作れます。ブロードやシーチングなど、扱いやすい生地を選ぶと作りやすくおすすめです。

上下にギャザーを入れてふんわりラブリースウィートに

上下にギャザーを入れてふんわりラブリースウィートに

女性らしいスウィートな雰囲気が漂うカフェカーテンは、窓幅の2倍の生地を使用して、ギャザーをたっぷり入れるのが特徴です。

カーテン上部より少し下がった位置にポール通し口をつくることで、上下にギャザーを施すことができます。上端10cmを外表に折り返し、上から3cmの位置にギャザー用ステッチを施し、そこから下に5cmをポール通し口として三つ折り端ミシンで縫います。

折り返しを広くしてギャザー用ステッチの位置をもっと下げると、ポール上側のギャザーがフリルのようになり、可愛らしい窓辺になります。カフェカーテンには、扱いやすいブロードやシーチングなどの生地がおすすめです。

タブ+ボタンで作るナチュラルな北欧風スタイル

タブ+ボタンで作るナチュラルな北欧風スタイル

キッチンの窓には、タブスタイルのカフェカーテンがおすすめです。リネンなどの天然素材を使用すると、ナチュラルカントリーな雰囲気になります。

カーテン生地は上下左右を三つ折りにして、端をミシンで縫い付けます。そして、カーテン上部に10cm間隔でタブを縫い付けてボタンをつけるとアクセントになります。カーテン生地やタブに異なる生地を使用したり、ステンシルをすることで、アレンジの幅が広がります。

また、ヒダは少なめかフラットにして、素朴な感じを演出すると、天然素材の魅力が引き立ちます。

ボイルレース×コットンのフレンチカントリー風デザイン

ボイルレース×コットンのフレンチカントリー風デザイン

素材の異素材を組み合わせたフレンチカントリー風のカフェカーテンは、カラフルなコットン生地とボイルレースを組み合わせるとおすすめです。

カラフルコットンを上部1割と下部3割程度使い、中間には採光性のあるボイルレースを使用すると、重たくなりすぎず爽やかな印象になります。透け感のあるボイルレースに、コットンのカラフルカラーがアクセントとなって、メリハリのあるカフェカーテンに仕上がります。

また、エレガントなレース生地でも、素材を組み合わせることで印象が変わり、アレンジの幅が広がります。

カフェカーテンをもっとおしゃれに!小物&トリムのアレンジ術

カフェカーテンをもっとおしゃれに!小物&トリムのアレンジ術

カーテンの裾にはトリムを付けると、より豪華な印象に仕上がります。フリンジトリムやビーズトリムは種類が多く、カフェカーテンに取り付けると高級感が増します。ウッドビーズのトリムを使えば、オリエンタルな雰囲気も演出できます。トリムを付けることで、窓辺に遊び心を加えて、おしゃれな空間を作ることができます。

コットンレースもおすすめです。1㎝程度から20㎝くらいの幅広のものまであり、ギャザーが寄っているタイプもあります。清潔感のあるコットンレースを裾に付けるとフェミニンなカフェカーテンに仕上がります。

吊り方で印象チェンジ!上級者のカフェカーテンアレンジ3選

丈の長めのカフェカーテンなら、吊るし方やまとめ方で個性的なアレンジができます。

上下のポールと中央のリボン結びでバーバーカーテンスタイル

縦長の窓には、少し長めのカフェカーテンを吊るすと良いでしょう。ポールを上下に通して、中央でリボンで結ぶと、レトロなバーバーカーテンスタイルが完成します。このスタイルは、縦長の窓にぴったりで、窓辺に可愛らしいアクセントを加えます。

裾の一部を吊り上げてローマンシェード風に

カフェカーテンの丈が長めの場合、裾を一部吊り上げてローマンシェード風にすると、洗練された雰囲気になります。幅の狭いカフェカーテンであれば、中央を1箇所吊り上げてムースシェード風にすることができます。幅が広い場合は、複数箇所を吊り上げてバルーンシェード風にすると、かわいらしい印象になります。

ポールに生地をかけるだけ!スワッグ&テールでゴージャスに

オーガンジーのような薄手でしなやかな生地を、スカーフのようにポールにふんわりとかけるだけで、優雅なスワッグ&テール風のカフェカーテンが完成します。縫製の必要もなく、生地のドレープ感を活かすだけで簡単にゴージャスな雰囲気を演出できるため、手軽に高級感を取り入れたい方にぴったりのアレンジです。窓辺に華やかさを加えつつ、光をやさしく取り込めるのも魅力です。

窓以外にも!カフェカーテンの意外な使い道3選

窓を飾るカフェカーテンですが、その手軽さから家の中のあらゆる場所で活躍します。

トイレ収納の目隠しに

トイレの中のトイレットペーパーや生理用品などが置いてある収納棚は、お客様がきたときのため見えないようにしたいですね。突っ張り棒とカフェカーテンで目隠しができます。

ドアのない間仕切りとしてのれん代わりに

夏は部屋のドアを開けっ放しにすることもありますね。のれんの代わりにカフェカーテンをかければ、風を通しながら目隠し効果もあります。

カラーボックスや棚のホコリ対策に

カラーボックスは万能収納ボックスですが、中身が見えてしまう欠点もあります。ここでもカフェカーテンが活躍します。カフェカーテンをつけることでホコリも入りにくくなり一石二鳥ですね。

アレンジ要素がいっぱいのカフェカーテン

シンプルなつくりのカフェカーテンは、いろいろな場所で使えるのが魅力です。異素材を組み合わせたり、小物をプラスすることで、ウインドウトリートメントアイテムとしてのアレンジ要素が豊富にあります。

また、吊るし方を工夫することで、さらに魅力的な窓辺になります。家の中の小窓を、インテリアテイストに合わせて素敵に飾ってみましょう。

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