遮光カーテンの種類と選び方のポイント

機能別

外からの光を遮り、室内の明かりを漏らさない「遮光カーテン」は、安眠とプライバシーを守ってくれるカーテンです。

遮光カーテンに使用する生地の種類や、仕立て方にも何通りかあることをご存知ですか?

「カーテンの風合いを損ねたくない」「とにかく真っ暗にしたい」「既存のカーテンに遮光性を追加したい」など、それぞれの窓に適した遮光カーテンの選び方のポイントを詳しく解説していきます。

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遮光カーテンを検討するにあたって

遮光カーテンが活躍するシーン

遮光カーテンは主に以下のような理由から需要が高まっています。

  • 寝室を暗く保ちたい
  • 家の中の明かりや人影を外に漏らさないため
  • ホームシアターを楽しみたい
  • 西日が当たる部屋の遮熱対策
  • 窓の近くに街灯があるため
  • 赤ちゃんが寝る部屋に

こうしたニーズから遮光カーテンは数多く販売されていますが、遮光生地には種類があり、仕立て方にも何通りかの方法があります。

遮光カーテンとインテリアの相性

以前は、遮光カーテンというと無地で暗い色というパターンが一般的でした。

いわゆる暗幕のような見た目で、色や柄のバリエーションも多くなく、シンプルですが平坦な印象を与えやすいアイテムでした。

しかし最近は、冒頭でも触れたように光の遮断やプライバシーの関係でニーズが高まってきたこともあり、さまざまなテイストのインテリアと合わせられるよう色や柄が豊富になってきています。

窓に掛けるカーテンは、室内の中でも大きな面積を占める部分だけに、選ぶ色や柄がインテリアのテイストを大きく左右します。

遮光カーテンの場合は色や柄が増えてきたとはいっても一般のカーテンよりはまだバリエーションが少ないので、好みのインテリアに近いトーンに色を合わせて選ぶ形が主流です。

室内を明るい雰囲気にしたいなら薄い色を、落ち着いた雰囲気にしたいなら濃い色を選ぶのが基本です。

ただし濃い色を選ぶと部屋の面積や天井の高さによっては閉塞感が生まれ、部屋が狭く感じやすくなるので、壁面と同じトーンの色を選んで窓やカーテンと壁を同化させ、視覚的に広がりを持たせるといった方法を取ることもあります。

遮光カーテンの中ではピンとくる色や柄が見つからないという場合は、一般のカーテンの裏面に遮光裏地をつけて遮光機能を持たせるという方法もあります。
生地の色や柄を自由に選べるので、インテリアのテイストと合わせて空間全体の統一感を出しやすいです。

ただし、生地が二重になり厚みが出ることで、開けた時のたまりが大きくなりやすいので注意しましょう。
特に大型の掃き出し窓にこのタイプの遮光カーテンをつけるとなるとたまりもそれだけ大きくなり、バルコニーへの出入りがしにくくなる場合があります。

バルコニーへの出入りとの兼ね合いも忘れずにチェックするようにしましょう。

遮光カーテンの種類

遮光カーテンは、「遮光プリント生地でつくったもの」「裏地に遮光生地をつけたもの」「後付けできる遮光ライナー」の3つに分けられます。

1.遮光プリント生地でつくる遮光カーテン

遮光プリント生地は、黒い糸を織り込んだ「暗幕生地」にプリントしたものと、プリント生地の裏側に樹脂をコーティングした「コーティング生地」があります。

暗幕生地

いわゆる学校の視聴覚室などに使用されている暗幕の製造法です。
黒い糸を二重織りした生地で、糸の密度や色相によって遮光レベルが変わり、高密度で色相が濃いほど遮光性能が高くなります。
暗幕生地に柄をプリントしたものが住宅用の遮光カーテンとして販売されていますが、黒い糸を編み込むため、以前は鮮やかな色が出にくく生地の色がどうしてもくすんでしまうという欠点がありました。そのため白い遮光カーテンもなかったのですが、最近では黒い糸が表に出ないように織る技術が進み、淡い色や柄の生地も可能になってきました。

コーティング生地

プリント生地の裏側にポリウレタンラミネート加工など合成樹脂をコーティングしたもので、生地の織り目も埋まるため完全遮光が可能です。
しかしながらコーティングされた生地は、ツルっとしたビニールっぽい質感がぬぐえず、布の素材感や風合いがなくなってしまうことが欠点です。

2.遮光生地の裏地をつけた遮光カーテン

カーテンの遮光性を高める仕立て方として、遮光生地を裏地に2枚仕立てにする方法もあります。表地は自由に選べるので、布の素材感や風合いを失うことなく遮光性を高めることができます。

また裏地をつけるとカーテンに重厚感が感じられます。一般的なドレープカーテンのひだ倍率は1.5~2倍ですが、裏地をつけることで2枚仕立てのしっかりとしたカーテンになり、美しいドレープが生まれます。
裏地をつけることで保温性や断熱性の効果も上がることもメリットと言えますね。

しかし生地が二重になる分、重量が増すのでカーテンレールへの負担が大きくなることや、裏地の縫製が増えるため、加工代も高くなってしまうデメリットもあります。

陽に透かしたときのカラーイメージが変わることを防ぐためにも、裏地は表地に近い色を選ぶことが一般的ですが、裏地用の遮光生地はグレーや黒に近い色が多いので、表地が薄地で淡い色であると本来の生地の色がくすんだ印象になってしまうこともあります。
裏地に遮光生地をつける場合は、表地を厚地にしたり淡い色を避けるなどの工夫が必要です。仕上がりイメージをお店の方に相談してみると良いでしょう。

3.既存のカーテンに後付けできる遮光ライナー

既存のカーテンに遮光性がなくても、後付け用の遮光ライナーを利用すると光を遮ることができます。
クリップなどで簡単に取り付けが可能ですが、ひだがなくフラットなものが多いので、外から(カーテンの裏側から)の見栄えはデザイン性に欠けることが欠点です。
カーテンを閉めてしまえば室内からはライナーが見えないので、気にしなければ最も手っ取り早い方法と言えます。
「後付け遮光カーテン」や「簡易遮光カーテン」などとして販売されていることもあります。

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遮光カーテンの等級と必要性

日本インテリアファブリックス協会の遮光等級

日本ファブリックス協会では、遮光性能を3段階のレベルに分けて定義しています。

  • 遮光1級…99.99%以上 人の顔の表情が識別できないレベル
  • 遮光2級…99.80%以上99.99%未満 人の顔あるいは表情がわかるレベル
  • 遮光3級…99.90%以上99.80%未満 人の顔の表情はわかるが事務作業には暗いレベル

遮光3級以上の生地には「遮光マーク」を表示させることができます。マークがついていたら何級かを確認してみましょう。

どれぐらいの遮光等級が必要か

遮光カーテンを選ぶとき、どれぐらいの等級が必要なのか迷いますね。
部屋の位置や窓の向きによっても変わってきますし、ライフパターンも人それぞれで、昼間に睡眠をとる人であれば室内を真っ暗にしたいケースもあります。

朝日の当たる寝室の窓

寝室の窓が東側で朝日が入る場合、日の出の早い時季では早朝4時過ぎには明るくなってしまいます。また暑い夏には、日が当たることで室内の温度もどんどん上昇します。
遮光カーテンで朝日を遮ること、早朝から起こされることもなく安眠を得られるとともに、室温が上昇することも抑制できます。
しかし完全遮光のカーテンは、朝が訪れたことも分からないぐらい真っ暗な状態が続き、寝坊してしまった、などということもなきにしもあらず。
その点を踏まえて遮光等級を選ぶと良いでしょう。

ホームシアターを楽しむ部屋

プロジェクターからスクリーンに映し出すホームシアター。家で映画を楽しみたいという方には遮光カーテンが必須ですね。映画館のように真っ暗にする必要があるので、遮光1級を使用し、隙間から光が入らないように完全にシャットアウトしなければなりません。

より遮光性を上げるためのポイント

カーテンは窓との間に隙間ができます。そのためいくら遮光カーテンをつけても、上下サイドから光が漏れてしまいます。
より遮光性を上げるためには、以下のような方法があります。

リターン式

専用のリターン金具を取り付けてカーテンレールを囲むように壁側に折り返し、サイドからの光漏れを防ぎます。
折り返し分も計算した上で、幅広に仕立てる必要があります。

カーテンボックス

カーテン上部にカーテンボックスがあると、上からの光漏れを防ぐことができますが、もともとの壁に設計されていない場合は、バランスと呼ばれる上飾りも有効的です。
カーテンバランスには、シンプルなフラットスタイルからギャザー、箱ヒダなどさまざまなスタイルがあります。
最近では後付けできるレールカバーも市販され、簡単に取り付けることができます。

通常カーテンの丈は床から1cm上がった長さに仕立てますが、下からの光漏れを遮るためにはカーテンが床につく丈にします。
腰高窓の場合は、窓枠よりも15~20cm長く仕立てるのが一般的ですが、光漏れの具合によってもう少し長くするなどの工夫が必要です。

交叉レール

両開きのカーテンの場合は、閉めたときにカーテンの中央が重なる交叉レールがおおすすめです。
重なり分だけ幅広に仕立てましょう。

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遮光カーテンのお手入れ方法とメンテナンス

次に、遮光カーテンのメンテナンスについて見ておきましょう。

遮光カーテンも基本的には同じお手入れで可

掃除機

遮光カーテンは一般のカーテンとお手入れ方法が違うイメージが強いかもしれませんが、基本的には同じです。

日常的なお手入れとしては、カーテン生地の表面をはたきではたいてホコリを取るのが基本です。

室内の空気中には目に見えないゴミやホコリが舞っていて、布であるカーテン生地はこうした汚れを吸着しやすいので、ホコリをこまめに取るのが生地の劣化を遅らせるコツでもあります。

はたきではたく以外に、生地表面に掃除機をかけるという方法もおすすめです。

生地の繊維の中に入りこんだゴミやホコリをしっかり取り除くには、はたきよりも掃除機が有効です。
窓を開けていて付着する花粉や有害物質も簡単に取れる方法です。

ただし強モードで行うと生地を傷める恐れがあるので、アタッチメントを取り付けてやさしく生地表面をなでるようにしましょう。

遮光カーテンを洗濯する時の注意事項

洗濯機

ほこりっぽさが取れない場合や汚れがついた場合は洗濯します。

ドライマークがついていたらドライクリーニングに出しますが、洗濯可能な表示であれば自宅で洗濯できます。

洗濯機の表示があれば、洗濯ネットにプリーツ状にたたんで洗濯機に入れ、ソフト洗いモードで洗います。しわにならないよう脱水は短めにして自然乾燥させます。

乾燥機にかけると縮みやシワの原因になりますから避けた方が無難です。
手洗いの表示があれば、洗面ボウルや浴槽を使って、洗剤を解いた水やお湯に10~20分ほどつけた後、やさしく押し洗いをします。脱水は洗濯機で洗う時と同じく短めにして、自然乾燥させるといいでしょう。

乾かす時は物干し竿に掛けて外に干すか、カーテンレールに吊り下げて干すかどちらかです。

外に干す場合は色あせを避けるために日陰干しがおすすめです。カーテンレールに吊り下げて干す場合は、軽くシワを伸ばした後はカーテン自体の重みで自然にシワが伸びるのにまかせると簡単です。

ドライマークがついている商品はクリーニング店に出してドライ洗浄をしてもらいましょう。頻繁にクリーニングに出すと生地が劣化しやすくなるので、使用状況にもよりますが、2~3年に1回程度のペースで出すのがおすすめです

もしカーテンにカビが生えてしまったら、住宅用中性洗剤を含んだ水かお湯でつけおき洗いをします。繊維の中に入りこんだカビの胞子を押し出すことで取り除くことができます。

カビを発生させないためには、生地が湿気を含んで湿っている状態を長く続けないようにするのが一番です。窓の結露がひどいならこまめに水分を拭きとったり、天気がいい日は窓を開けて風で乾かしたりするだけでも違います。

また、生地の汚れをこまめに取り除いてカビの胞子が定着するのを防ぐことも大切でしょう。

こうした定期的なメンテナンスを心がけて実践すれば、10年前後は十分使えます。

代表的なメーカーの遮光カーテン

国内外にある数多くのカーテンメーカーでは、それぞれオリジナルの遮光カーテンを販売しています。
無地で暗い色が多かった以前とは違って、今は色や柄も豊富になってきたためインテリアコーディネートもしやすくなったと言えます。

ここからは、代表的なメーカーから発売されている遮光カーテンの中で、特に注目したい商品をご紹介します。

サンゲツ EK8508~8509・EK8607~8620

サンゲツ見本帳

黒いラインで丸みのある葉っぱを描いたデザインがおしゃれな柄は、自然のモチーフを多用する北欧テイストのインテリアにぴったりです。光を遮断しながらもほのかな明るさを感じさせる遮光2級タイプなので、寝室だけでなくリビングや個室にも使いやすいでしょう。

また、EK8607~8620はシャリ感のある質感が上質さを感じさせる生地で、14色展開と豊富なカラーバリエーションでどんなインテリアにも合わせられる使い勝手のよさが人気です。遮光カーテンで薄い色というとベージュやグレーになりますが、このシリーズではホワイトもあり、モダンテイストのインテリアとの相性もばつぐんです。光をしっかり遮断する遮光1級タイプですから、寝室や書斎に取り入れるのがおすすめです。

サンゲツの見本帳の確認はこちらから

フジエテキスタイル FA6616・FA6307

フジエテキスタイル

ナチュラルな雰囲気の織物調で、厚みのある生地が落ち着いた印象を与える定番の遮光カーテンです。グレーやベージュなどのベーシックな色からグリーンやパープルの美しいトーンを楽しめる色まで10色あり、インテリアコーディネートしやすい商品です。ウォッシャブルでお手入れがしやすい点もおすすめ。

また、FA6307は照明の明かりを受けると織り込んだ糸が反射してメタリックな質感を出す独特のテイストの生地が注目されている商品です。濃いめのトーンで6色展開しており、インテリアに合わせて色を選べます。遮光1~2級なので、大人の雰囲気を楽しみたい空間におすすめです。

フジエテキスタイルの商品詳細はこちらから

川島織物セルコン ME2321・2322・ME2308~10

川島織物セルコン

小さな花が明るい色の地いっぱいに広がった、遮光カーテンには珍しくキュートな柄の商品です。遮光2級ながら華やかな印象を与える柄なので、リビングや子ども部屋など明るさを得ながらプライバシーもしっかり守りたい空間に合わせるのがおすすめです。ナチュラルテイストやフレンチテイストのインテリアと合わせるとしっくりなじみます。

また、ME2308~10は寝室に遮光カーテンを設置する場合、シンプルな無地の生地を選ぶことが多いですが、少しだけ華やかさを出したい時におすすめなのがこのシリーズ。高級感のあるジャガード織りで光沢もある上に同系色の糸で描いた花が美しいので、寝室はもちろんリビングでも見映えがします。エレガントなテイストのインテリアと相性がいいです。

川島織物セルコンの商品詳細はこちらから

東リ KTB5223・5224

東リ遮光ページ

光をほのかに感じられる遮光3級の遮光カーテンの中でも特にエレガントな柄が人気のシリーズがこちら。光沢のある地に浮き上がるようにほどこされた繊細な刺繍はとても美しく、アンティークテイストのインテリアにぴったりの高級感を感じさせます。一般的な2倍ヒダをとって深いウエーブを出してもよし、フラットカーテンにして刺繍柄を絵画のように楽しむもよし、上品な空間をつくりたい場合におすすめです。

東リ KTB5223・5224の詳細はこちらから

五洋インテックス SM066-01~06

五洋インテックス遮光カーテン

装飾を控えたシンプルなインテリアに合う遮光カーテンとして人気が高いシリーズです。遮光機能に加えて形態安定加工もプラスできるため、ヒダが生地の裾部分まで美しく出るのが特徴です。遮光カーテンながらライトトーンの色あいなので重さを感じません。ほどよい光沢感が上質な雰囲気を与えてくれます。

五洋インテックスの商品詳細はこちらから

マナトレーディング アクターシリーズ

ポリエステル製ながらシルクのようななめらかな光沢感がとても上品な遮光カーテンです。ブロンズのように見えるゴールド色をはじめ、深いワインやパープルといった色あいは他の遮光カーテンにはない独特の質感です。形態安定加工もできるのでいつまでも美しくヒダが出ます。寝室に限らずリビングでも使いたくなるシックなシリーズ。

遮光カーテンの価格相場

遮光カーテンの価格相場

遮光という機能がついているために、同じサイズであれば遮光カーテンは一般のカーテンよりも価格が上がります。
光を遮断させるために加工を施したり厚手の生地を使ったりする関係で、生地の単価が一般のカーテンの生地よりも高いからです。

そのため、全室に設置するとなると一般のカーテンでそろえるよりも2割程度高くなります。

ただし、リビングや子ども部屋などは自然の光を取り入れたいというケースが多く、納戸やクローゼットなどはレースカーテンで十分というケースが多いです。
そのため、実際には日光が入りやすい方角の部屋や寝室、集中して作業したい書斎など、遮光カーテンを設置する部屋は限られると言えるでしょう。

現在販売されている遮光カーテンの価格相場はどれくらいなのかを事前につかんでおくことは、カーテンの購入時に予算を立てやすいのでぜひ調べておきたいですね。

カーテンを販売している店舗としてはカーテン専門店やホームセンター、ネットショップなどがありますので、それぞれの価格相場について見ていきましょう。

カーテンはメーカーが直販しているのではなく、販売代理店やインテリアショップ、ホームセンターなどが仕入れています。
つまり販売価格とは、メーカー希望小売価格と仕入価格のバランスから設定された割引率を考慮した上で決められ、表示されています。

カーテン専門店における遮光カーテンの価格相場

カーテン専門店の場合、一般的な掃き出し窓用として両開きのカーテン(つまり2枚)を選ぶと、遮光1級クラスで3万円前後が多いでしょう。
カーテンメーカーや生地のグレードによって割引率は異なりますので、どの遮光カーテンでも同じ金額というわけではありませんが、平均的な数値としては3万円前後が目安です。
遮光2級、3級となると少し下がることが多いはずです。

ホームセンターや量販店での遮光カーテン価格

インテリアショップやホームセンターは、数あるインテリアアイテムの中の一部の商材としてカーテンを取り扱っている形です。
売れやすい安価な価格帯の遮光カーテンをメインで取り扱っていることが多く、掃き出し窓用としては1万円前後の商品が多いようです。
有名なカーテンメーカーの商品を置いていない店舗も少なくありませんので、これらの店舗で遮光カーテンを購入する場合は、価格を優先するか質を優先するかという選択になるでしょう。

ネットショップで探す遮光カーテンの価格

ネットショップは展示スペースを必要としないため取り扱い商品数が多く、掃き出し窓用として1万円を切るものもあります。
が、おおむね1万円前後です。ネットで完結させてしまおうとする方の多くは、価格・値段を最優先に商品選びをしますので品質よりは低価格の実現を重視して揃えていることが多いようです。

また、採寸や取付の作業を請け負わず純粋な商品代で販売する分、価格相場は低めになっていると言えるでしょう。

以上、遮光カーテンの生地の種類や仕立て方についてと、遮光性を上げるための隙間からの光漏れ対策などをご紹介しました。

完全遮光にすれば真っ暗な部屋にすることが可能ですが、ファブリック製品であるカーテンの良さは、布の風合いや素材感・透け感を楽しむアイテムでもあります。

真紅のカーテンが陽に透けて、ほんのりと桃色がかった部屋になることも布製であるカーテンならではの魅力です。
必要に応じた遮光カーテンを選んで、プライバシーを守りつつ快適な空間づくりをしましょう。

以上、遮光カーテンの日頃のお手入れ方法やメンテナンス、インテリアとの合わせ方に加えて、代表的なメーカーの商品や価格相場についてご紹介してきました。
この記事を参考に、好みのインテリアに合った遮光カーテンを手に入れてくださいね。

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