遮光カーテンで後悔する理由|リビング・寝室で失敗しない選び方

遮光カーテンの主な後悔は、「暗すぎて朝起きにくい」「部屋が重く見える」「期待したほど光を遮れない」の3つです。遮光等級だけで決めず、部屋の用途・生活リズム・カーテンの色・窓との隙間まで確認すると失敗を防げます。

遮光等級だけで決めず、部屋の用途、色、サイズ、ほかの機能まで整理したい方は「後悔を減らすカーテンの選び方」も確認してください。

30秒・全5問

あなたの部屋は、
遮光何級が合う?

部屋の使い方と、残したい明るさから、遮光等級を選ぶ目安が分かります。

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目次

購入前に確認したい後悔防止チェックリスト

確認項目失敗を防ぐポイント
朝の光自然光で起きたい寝室では遮光2級・3級も検討する
遮光等級寝室・西日の部屋・シアタールームなど用途に合わせる
色と圧迫感狭い部屋では白・ベージュ・淡色を優先する
窓との隙間幅・丈に余裕を持たせ、上部や両脇の光漏れを防ぐ
断熱への期待遮光率と断熱性能は別のため、裏地や遮熱表示も確認する
洗濯方法重量・ウォッシャブル表示・乾燥方法を購入前に確認する
遮光カーテンで後悔しないための確認項目

光漏れが不安なら「カーテンの隙間から漏れる光の対策」、発注前は「カーテンサイズの正しい測り方」を確認してください。完全遮光を検討する場合は「完全遮光カーテンの選び方」、洗濯条件は「カーテンの洗い方」で確認できます。

購入前の実物確認

店頭・サンプルで後悔を減らす5つの確認

等級表だけで決めず、次の順に見ると「生地の性能」と「窓まわりの問題」を切り分けやすくなります。購入候補を比べるときのメモとして使ってください。

  1. 使う時間帯に近い光で見る寝室なら朝、リビングなら日中など、実際に閉める時間帯を想定します。照明下だけの色・暗さで決めないことが第一歩です。
  2. まず生地の中央を見る生地中央から光を感じるなら、等級・色・織りやコーティングを比較します。窓の端の光漏れとは分けて判断します。
  3. 次に上・横・中央の合わせ目を見る端だけ明るい場合は、生地より設置位置やカーテンの重なりが原因かもしれません。高い等級へ替える前に、隙間対策を確認します。
  4. 朝の起き方と日中の過ごし方を重ねる朝の自然光を残したい、日中も長く閉めたいなど、生活リズムに合う暗さかを確かめます。暗いほど全員に快適とは限りません。
  5. 遮熱・視線・洗濯表示を別々に見る遮光等級だけで、暑さ寒さ、外からの見え方、家庭洗濯の可否は決まりません。必要な機能表示を一つずつ確認します。

持参すると比較しやすいメモ:使う部屋/主に閉める時間/朝の自然光を残すか/いちばん困っていること/家庭で洗いたいか。

参考:カケンテストセンター「遮光性試験(JIS L 1055)」日本インテリア協会「遮光1級カーテンの表示区分」(2026年8月7日確認)

遮光カーテンで後悔する人がいる理由

購入後に起こりやすい遮光カーテンの失敗

遮光カーテンで起こりやすい失敗は、朝の光が入らず起きにくい、濃い色や厚手の生地で部屋が重く見える、窓まわりの隙間から光が漏れるといったものです。感じ方は部屋の向き、生活リズム、色、サイズ、取り付け方によって変わります。

ここでは、購入前に確認したい代表的な後悔の原因を、遮光等級と設置条件に分けて整理します。

遮光カーテンの後悔を原因別に見分ける3つの窓
生地中央が明るい場合は遮光性能、周囲だけ明るい場合は設置隙間、部屋が暗すぎる場合は生活リズムとの相性を確認します。

選ぶ前の小さな違和感

一見便利そうでも、実はデメリットも多い?

遮光カーテンと聞くと、「外からの視線を遮りつつ、部屋も暗くできて快適そう」と感じる方が多いかもしれません。映画鑑賞や就寝時など、室内を暗くしたい場面で役立ちます。

ただ、暮らし始めてから気づくこともあります。

  • 思ったより部屋が暗くなりすぎた
  • 遮光性と引き換えにデザインが限られてしまった
  • 値段が高い割に満足度が低かった

「便利そう」だけで選ばないこと。使い方やライフスタイルに合わなければ、十分な遮光性能があっても後悔につながります。

このあと、購入前に確認できる5つの失敗要因を、生活リズム・見た目・価格比較・日中採光・取付時の隙間に分けて整理します。

購入前に確認したい遮光カーテンの5つの失敗要因

1. 部屋が真っ暗すぎて朝起きられない

遮光1級は、遮光率99.99%以上という基準です。ただし、この数値だけで部屋が必ず「真っ暗」になるとは限りません。生地の色や人の感じ方に加え、カーテン上部・両脇・中央・裾の隙間から入る光でも室内の明るさは変わります。自然光で目覚めたい人は、遮光2級・3級も含めて生活リズムに合う等級を検討しましょう。

参考:日本インテリア協会「遮光マーク」(2026年7月31日確認)

特に、アラームだけでなく朝日でも目覚めたい人は注意が必要です。寝室を暗くしたい時間帯と、朝に自然光を取り込みたい時間帯の両方を考えて選びましょう。

遮光カーテンを閉めた暗い朝の寝室と7時の目覚まし時計
朝の自然光が入りにくい寝室。生活リズムとの相性も遮光カーテン選びの判断材料です。

2. 濃色・厚手で圧迫感が出た

カーテンは窓面を大きく覆うため、濃い色や大柄を選ぶと、閉めたときに重く感じる場合があります。ただし、遮光性能は色だけで決まらず、淡色の遮光商品もあります。

サンプルは小片だけで判断せず、可能なら大きめの見本を壁・床・照明と並べ、昼と夜の両方で確認してください。

3. 価格だけで選び、必要な性能を比較できなかった

価格が高いほど部屋が暗くなる、断熱性も高くなるとは限りません。遮光等級、遮熱・保温表示、生地重量、洗濯方法、仕上がり寸法は別々に確認します。

見積もりは同じ窓サイズ・縫製・機能でそろえ、必要のない高機能を追加していないか、買い直しを防ぐための採寸と返品・交換条件も確認してください。

4. 日中の採光まで失った

遮光カーテンを日中も閉めると、在宅時間が長い部屋では照明が必要になる場合があります。暗くしたい時間と採光を残したい時間を分けて考えましょう。

レースとの二重使い、左右を少し開ける運用、寝室だけ遮光等級を上げる方法など、部屋ごとに必要な暗さを変えると過剰な遮光を避けやすくなります。

5. カーテンの隙間から光が漏れた

高い遮光等級の生地でも、レール上部、両脇、中央の合わせ目、裾に隙間があると光は入ります。生地性能と部屋全体の暗さは同じではありません。

購入前に窓とレールを測り、幅・丈のゆとり、リターン仕様、カーテンボックスや上部カバーの可否を確認してください。完全な暗さが必要なら、窓まわり全体の施工方法まで販売店へ相談します。

丈と幅が足りず上下左右から光が漏れる遮光カーテン
遮光性能が高くても、幅・丈・レール位置が不足すると窓まわりから光が漏れます。

リビングの遮光カーテンで後悔しない判断基準

リビングでは「一番暗い遮光1級」を自動的に選ぶのではなく、日中にカーテンを閉める時間と必要な明るさで決めます。テレビへの映り込みや西日が強い部屋では高い遮光性が役立ちます。一方、昼間の採光や開放感を優先する部屋では、遮光2級・3級、または遮光カーテンとレースの併用が選択肢です。

リビングの状況選び方の目安後悔を防ぐ確認
西日・テレビの映り込みが強い遮光1級を候補にする閉めた状態の暗さと色味をサンプルで確認
日中も閉めることが多い遮光2級・3級も比較昼間の照明が必要にならないか確認
外からの視線が主な悩みレースとの併用を優先遮光性と遮像性を混同しない
冷暖房効率も重視遮熱・保温表示を別に確認遮光等級だけで断熱性を判断しない
リビングでは暗さだけでなく、採光・視線・熱の悩みを分けて選びます。

寝室との違いは、リビングでは「閉めたまま過ごす時間」が長いことです。昼間に閉めた実物サンプルの見え方を確認し、壁・床・家具が濃色なら、カーテンはアイボリーやベージュなど明るい色も比較してください。色選びは「遮光カーテンの色の選び方」で詳しく整理しています。

ニトリの遮光カーテンで後悔しない確認ポイント

ニトリを含む量販店で選ぶ場合も、価格や「遮光」という名称だけでは判断できません。商品ごとにJIS基準の遮光等級、メーカー独自の遮光レベル、1枚入りか2枚組か、洗濯表示、幅・丈、裏面コーティング、遮熱・遮音などの個別表示を確認します。

  • 遮光等級と独自レベルを分ける:ニトリ公式商品では、JIS基準の遮光1〜3級とは別に「遮光レベル1〜5」が案内される商品があります。
  • セット枚数を見る:同じような価格表示でも1枚入りの商品があるため、窓1か所に必要な総枚数で比較します。
  • 淡色は実物の暗さを確認:同じ等級でも、色・縫製・設置条件で見え方は変わります。可能なら店頭サンプルを光にかざします。
  • 洗濯と重量を確認:ウォッシャブルでも、洗濯機容量や乾燥方法は品質表示に従います。樹脂コーティング品は質感も確認します。

ニトリ公式の商品説明でも、JIS基準の遮光等級と同社基準の遮光レベルは別々に表示されています。ブランド名で一括評価せず、候補商品の仕様欄を1点ずつ比較してください。参考:ニトリネット公式の商品仕様例

遮光率が高くても光漏れする理由

遮光等級は生地そのものを試験した結果です。一般財団法人カケンテストセンターによると、JIS L 1055に基づく遮光率は、試験片を装着しない場合と装着した場合の照度から算出されます。遮光1級は99.99%以上、2級は99.80%以上99.99%未満、3級は99.40%以上99.80%未満です。

しかし実際の窓では、生地の性能が高くても上部・中央・両脇・裾の隙間から光が入ります。日本インテリアファブリックス協会も、取り付け方による光漏れと、カーテンボックス・サイドリターン・床まで届く丈による対策を案内しています。参考:カケンテストセンター「遮光性試験」NIF機能性表示資料

後悔しないために!遮光カーテンを選ぶときの注意点

遮光カーテン選びで確認したい朝の光・部屋の用途・色と圧迫感・窓との隙間
遮光カーテンは等級だけで決めず、暮らしと窓まわりを確認する

遮光等級の違いを知っておく

遮光カーテンには1級・2級・3級といった「遮光等級」があり、それぞれ光を遮る度合いが異なります。
たとえば、遮光1級は99.99%以上の遮光率があり、真っ暗に近い環境を作れますが、その分「暗すぎて後悔」するケースも多めです。

用途に合った等級を選ぶことで、不要な失敗を防ぐことができます。カタログや商品ラベルの等級表示をしっかり確認しましょう。


部屋の用途に応じて遮光レベルを調整する

寝室、リビング、子ども部屋など、部屋によって必要な遮光のレベルは異なります。
たとえば、寝室なら遮光1級でも快適ですが、リビングでは少し明るさが残る2級・3級のほうが居心地が良いことも。

全ての部屋を「とりあえず1級」で揃えてしまうと、日中の使い勝手が悪くなるリスクもあるため、用途に合わせて選ぶのがポイントです。


色や柄の選び方で圧迫感を軽減できる

遮光カーテンは重たい印象になりがちですが、選び方次第でそれを回避することもできます。
たとえば、ベージュやグレーなどの明るめカラーを選ぶと、遮光性を保ちつつ部屋全体の圧迫感を軽減できます。

また、無地ではなく柔らかな柄や素材感のあるデザインを選ぶと、インテリアとしての満足度もぐっと高まります。


機能性だけでなく「生活リズムとの相性」もチェック

遮光性や断熱性といった機能面ばかりに目が行きがちですが、実際にどんな生活スタイルで使うかという点も重要です。
たとえば、朝日で目覚めたい人や、日中に部屋に自然光を入れたい人にとっては、完全遮光がストレスになることも。

カーテンを「生活の一部」として捉え、自分に合った使い方ができるかを考えて選びましょう。


こんな人には遮光カーテンは向いていないかも?

日の光で自然に目覚めたい人

遮光カーテンは朝の光も遮ってしまうため、自然な目覚めを大切にしている人には不向きです。
体内リズムを朝日に合わせて調整したい人は、遮光等級の低いカーテンや、あえて非遮光タイプを選ぶ方が生活に合っているかもしれません。

ただし、スマートホーム家電を活用することで、この課題を解決する方法もあります。
たとえば「自動で開くカーテンレール」や「タイマー付きのスマートカーテン」を使えば、朝の決まった時間にカーテンを開けて自然光で目覚める環境を作ることが可能です。

遮光カーテンの機能性を活かしつつ、“目覚め”も大切にしたいという方は、こうしたスマート機能を検討してみるのもおすすめです。


カーテンを頻繁に洗濯したい人

遮光カーテンの中には、裏地にコーティングが施されていたり、家庭用洗濯機では洗えないものもあります。
特にペットや子どもがいる家庭で頻繁に洗濯したい場合は、遮光性よりも洗濯のしやすさを優先するのが安心です。


明るさや開放感を重視する人

部屋を広く明るく見せたい場合、厚手で暗めの遮光カーテンは逆効果になることも。
「日中は光を取り入れて気分よく過ごしたい」「部屋を開放的に見せたい」という方には、ミラーレース+薄手のドレープといった組み合わせの方が満足度が高いこともあります。

まとめ|遮光カーテンは“合う人”には最高のアイテム

遮光カーテンが合いやすい暮らしと等級や色を調整したい暮らしの比較
遮光カーテンは等級・色・開け閉めを暮らしに合わせて選ぶ

買って後悔しないためには「使い方の想像」が大事

遮光カーテンは、正しく使えば快適な睡眠環境やプライバシー確保、さらには省エネ効果まで期待できる優れたアイテムです。
ただし、どんなに性能が高くても、自分の生活スタイルに合っていなければ“失敗した”と感じてしまうことも。

「いつ閉める?」「どの部屋で使う?」「どれくらい暗くなると困る?」
――このように、実際の使い方をリアルに想像することが後悔を防ぐ第一歩になります。


後悔を避ける選び方のコツをおさらい

最後に、遮光カーテンを選ぶ際のチェックポイントをまとめておきます。

  • 遮光等級(1級・2級・3級)の違いを理解する
  • 部屋ごとに最適な遮光レベルを見極める
  • 明るさ・圧迫感・デザイン性とのバランスも考慮
  • 「朝の光」や「日中の使い勝手」など生活リズムとの相性も重視

これらを踏まえて選べば、遮光カーテンはあなたの暮らしをより快適にしてくれる心強いパートナーになるはずです。
「なんとなく」ではなく、「自分の生活に合うか?」を基準に、じっくり選んでみてください。

遮光カーテンの後悔に関するよくある質問

遮光1級はリビングで後悔しやすいですか?

日中も閉めて過ごすリビングでは、暗すぎると感じることがあります。西日やテレビの映り込み対策なら1級が候補ですが、採光を残したい場合は2級・3級やレースとの併用も比較してください。

ニトリの遮光カーテンは何を見て選べばよいですか?

JIS基準の遮光等級とメーカー独自の遮光レベルを分け、セット枚数、サイズ、洗濯表示、裏面加工、遮熱・遮音の個別表示を確認します。ブランド全体ではなく商品仕様ごとに比較してください。

遮光1級なのに光が漏れるのは不良品ですか?

生地中央ではなく、カーテン上部・中央・両脇・裾から入る光なら、主因は設置隙間の可能性があります。幅・丈、フック位置、カーテンボックス、サイドリターンを確認してください。

遮光カーテンなら遮熱や遮音もできますか?

遮光・遮熱・遮音は別の性能です。遮光等級だけで断熱性や防音性を判断せず、各商品の遮熱・保温・遮音表示と試験条件を確認してください。

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