お子さんの部屋のカーテン選び、困りませんか?家全体のコーディネートも意識しなければなりませんし、お子さんの好みも反映させたいですよね。
しかし、子供が自分で選んでくれたらいいのですが、実際はなかなか難しいものです。大人用のカーテン選びとは異なり、お子さんの部屋のカーテン選びにはポイントがあります。今回は、子供部屋のカーテン選びのポイントをご紹介します。難しいと感じている方も、ぜひ参考にしてください。
「やっぱり男の子・女の子によってテイストが違う?」
「男の子だからといってシックすぎるとお子さんっぽくなくなる?」
「かといってカラフルなカーテンにすると、成長していったら飽きて来る?」
「機能面のことも考えたい」
と、不明点・要望でぐちゃぐちゃなはずです。
しかし選び方の入り口はたったの3つ。
とっても簡単なんですよ!
今回は「子供部屋のカーテン選びのコツ」を詳しくご紹介します。
難しいと思われがちな子供部屋のカーテン選びをマスターする良い機会にしていただければと思います。
子供部屋のカーテン選び3つのコツ
- 年齢によって選び方を変える
- 子供部屋の使用目的によって選び方を変える
- カーテンの種類別に選ぶ
1.年齢によって選び方を変える
お子さんの年齢によって、選び方を変えましょう。小学校高学年以上になると、自分の好きな色や好みがはっきりしてきます。
ですが、まだ好みがわからないお子さんには、お父さんお母さんが一緒に実際の店舗に行って選ぶことをおすすめします。お子さんが中心となって選ぶ場合は、年齢に合った素材や色合いをアドバイスすることが大切です。
2.子供部屋の使用目的によって選び方を変える
例えば、子供が勉強するための部屋であれば、派手な柄や色合いは避け、集中力を高めるために落ち着いた雰囲気を演出するカーテンをおすすめします。一方、寝室用の部屋であれば、入眠を促す青系のカーテンが良いでしょう。
選ぶ時の注意!!キャラクターものは慎重に!
キャラクターをモチーフにしたカーテンは、お子さんの年齢とともに人気のキャラクターが変わってしまうことがあるため、長期的な使用には向きません。しかし、シルエット柄であれば、キャラクターの移り変わりに関係なく、長く愛用することができます。
例えば、アリスのシルエット柄は女の子の子供部屋にぴったりです。一方で、短期的に使うことを考えるのであれば、キャラクターものを選んでも問題ありません。お子さんが好きなキャラクターを取り入れて、楽しい空間を作ってあげましょう。
3.カーテンの種類別に選ぶ
ミラーレースカーテン
お部屋に採用するミラーレースカーテンは、外からの視線を遮る効果があるため、防犯対策としてもおすすめです。特に、お子さんを狙った犯罪が増加している現代社会においては、安全に配慮したインテリア選びが大切です。ミラーレースカーテンを取り入れることで、安心できる居心地の良い空間を実現しましょう。
UVカットカーテン
窓からは多量の紫外線が入り込んでいます。特に、お子さんは肌が敏感なため、積極的にUVカット対策をすることをおすすめします。UVカットカーテンやUVカットフィルムなどのアイテムを取り入れることで、お子さんの肌を守りながら、快適な室内環境を保ちましょう。
防音カーテン
楽器を演奏するお子さんの部屋では、周囲の方々への騒音対策として、防音効果のあるカーテンの採用をおすすめします。特に夜間に演奏する場合は、周囲の方々の生活にも配慮することが大切です。防音効果のあるカーテンを取り入れることで、騒音問題を解決しながら、お子さんの楽器演奏を快適に楽しめる部屋作りをしましょう。
ウォッシャブルカーテン
子供部屋は、汚れやすい場所の一つであり、特にカーテンは汚れやすいアイテムのひとつです。そこで、自宅で洗えるカーテンを選ぶことで、常に衛生的な状態を保つことができます。洗濯機で簡単に洗えるカーテンを採用することで、お子さんの健康と衛生面にも配慮した部屋作りをしましょう。
防災カーテン
お子さんの安全性を第一に考えるなら、燃えにくい素材で作られた防災カーテンがおすすめです。万が一の火災時には、燃え広がりを抑えることができ、お子さんを守ることができます。また、防災カーテンは消臭効果や防汚効果があるものもあり、清潔さや快適さも保てます。家庭の防災対策として、防災カーテンを取り入れてみるのも良いでしょう。
関連:防炎カーテンの正しい選び方。義務付けられている建物や洗濯時の確認事項。
色彩別に子供部屋のカーテンをコーディネートする例
よくコーディネートされる組み合わせを6パターンに厳選しました。既成概念の外側に素敵なカラーコーディネートがあるかもしれませんよ?
- 暖色系カーテンでコーディネートした子供部屋
- 寒色系カーテンでコーディネートした子供部屋
- 中性色系カーテンでコーディネートした子供部屋
- モノトーン系カーテンでコーディネートした子供部屋
1.暖色系カーテンでコーディネートした子供部屋
男の子の部屋
シックな赤のカーテン | 家具やラグはお子さんっぽいデザインにし、くすんだ赤のおかげで重厚感のある雰囲気にできます。 |
オレンジ&赤のレース系カーテン | 日差しが入り込みやすい暖色系のカーテン。同じサイズの窓が2つあれば両開きのカーテンにして、片方ずつ付け替えるのもオススメです。 |
女の子の部屋
赤やピンクのカーテン | 女の子のド定番!ガーリーにしたいならこの組み合わせです。 |
オレンジ系赤のカーテン | 綿毛や花柄と縁取りしたタッセルを組み合わせると素敵です。 |
ドレスの裾のようなボリューミーなカーテン | レースカーテンにピンクの花柄入りをチョイスし、ガーリーな印象を更にupさせても素敵です。 |
2.寒色系カーテンでコーディネートした子供部屋
男の子の部屋
男の子のお部屋は青色が多いです。
中学生以上のお子さんなら紺色系統の大人っぽい色にした方が良いかもしれません。
グレーを帯びた水色のカーテン。 | グレーに近い色なので存在感濃くなく、カーテンボックスやベッドカバーと合わせてもスッキリします。 |
女の子の部屋
水色のレースのカーテン。 | ふんわりと肌触りが良さそうな印象になります。同時に緑や赤を使ったカラフルな色使いも個性的です。 |
アクアブルーに花柄&ピンクで2枚重ねカーテン | キャスキッドソンやリズリサのような雰囲気が好きな子にオススメです。 |
3.中性色系カーテンでコーディネートした子供部屋
男の子の部屋
黒に太いグリーンのストライプカーテン | アクセントクロス(一面だけ色を変えてある壁)をされている方は黄緑色を使って緑同士のコントラストにすると映えます。 |
緑系のボタニカル柄のカーテン。 | シックな印象にしたいときにオススメです。ダーク系の家具の子供部屋にgood。 |
女の子の部屋
水色、グリーン、青の3色ストライプのカーテン | 男の子が好きそうな色は、女の子の部屋でも合います。落ち着いた部屋にしたい方はこの組み合わせがいいかもしれません。 |
男の子&女の子両方の部屋
グリーンと水色の花模様のカーテン | カーテンは開けてしまうとどんな柄のカーテンかわかりにくいですが、全体に散らばっている柄物であれば分かりやすいです。 |
暗いトーンの緑の花柄カーテン | ダークな印象で、落ち着く部屋にしたい場合はいいと思います。森林浴を味わえるスタイルでリラックスできるはずです。 |
白と黒基調でアクセントワンポイントにオレンジ色のカーテン | 1枚で2つのデザインが楽しめるリバーシブルタイプカーテンは人気です。遊ぶ時だけに使う子供部屋にはとても映える組合わせです。 |
単色グレーのカーテン | 何の変哲もないカーテンですが、白い家具が多い場合はとてもオススメです。ワンポイントで薄いピンク系の雑貨を組み合わせるとおしとやかなお嬢様風のお部屋になります。 |
4.茶系カーテンでコーディネートした子供部屋
茶系のカーテンは木の家具と相性が良いので、木を多様することが多い日本のインテリアに最も取り入れやすいです。男の子の部屋に特にオススメです。
男の子の部屋
白地に淡いブラウン系とグリーン系の葉っぱ柄カーテン | 濃い木目、薄い木目の床でもどちらでも合うのが葉っぱ柄のいいところです。目立ち過ぎずに自然的であるのでセンスを感じる部屋になります。 |
ブラウンとグレーのストライプカーテン | 一見合わなそうな珍しい色の組み合わせですが、とても落ち着いた印象で、近代的なお部屋になります。特にダークな床と合わせることによって深みが増し、大人っぽい子供部屋の完成です。 |
また、レースカーテンについてきちんと知っておきたい場合は下記の関連記事も読んでみて下さい。
関連:レースカーテンも種類やデザインに拘りたい!昼間の主役はレースカーテンです。
カーテン選びでお部屋の印象と子供の将来が変わる!
人は環境によって大きく変化していく生き物であり、特に10歳までの環境がその後の人生を大きく左右すると言われています。
お部屋の雰囲気を変える影響力を持つカーテンは、お子さんの将来に大きな影響を与える一要素と言えます。カーテンの選び方によっては、お子さんの心理的側面や創造性、感性などが育まれることもあります。お子さんの将来を見据え、カーテン選びにも注意を払ってみてはいかがでしょうか。
小さなお子さんの部屋は、成長に伴って急激な変化が訪れることもあります。そのため、長期的な視野を持って、カーテン選びを行う必要があります。
しかし、カーテンの色や柄の組み合わせには正解がなく、自由に選ぶことができます。迷ってしまう方も多いかもしれませんが、子供の好みを尊重して、楽しいカーテン選びをしてみてはいかがでしょうか。