カーテンの取り付け方|フックを付けてレールへ掛ける手順

正しく取り付けたアイボリーのカーテンがあるリビング

レールが設置済みなら、カーテンを床へ広げ、フックの向きと高さをそろえます。次に端の固定ランナーへ掛け、残りを走行ランナーへ順番に掛けます。最後にカーテンを閉じ、裾、左右の高さ、中央の隙間、開閉の重さを確認してください。

フックの種類、差込位置、調整範囲は縫製仕様で異なります。付属フックと購入製品の案内を優先し、合わない場所へ無理に差し込まないでください。

この記事はカーテン本体を既設レールへ掛ける作業を扱います。レールを壁や天井へ施工する場合はカーテンレールの選び方と取り付け、寸法を測る場合はカーテンサイズの測り方を確認してください。

目次

取り付け前に確認する6点

カーテンフックの高さ調整から取り付け後の開閉確認までの手順
フックの高さをそろえ、端から順番に掛け、最後に裾と開閉を確認します。
確認物 見るところ 異常がある場合
左右のカーテン 表裏、左右、ドレープとレースの区別 ラベル・注文内容を確認
フック 数、形、破損、付属品との一致 不足・破損なら販売店へ確認
ランナー 数、動き、外れ、欠損 無理に掛けずレール側を点検
固定ランナー レール端部の固定位置 固定部が不明なら取扱資料を確認
レール 水平、ぐらつき、部品の外れ 本体を掛けず施工状態を確認
作業場所 足元、家具、安定した作業台 高所や不安定な場所は作業を中止

カーテンは清潔な床やシートへ広げます。裾を踏んだまま持ち上げず、長い・重いカーテンは一人で無理に保持しません。

Aフック・Bフックはレールとの干渉で判断する

Aフックは一般にレールが見える位置へ吊りやすく、天井やカーテンボックスとの干渉を避けやすい方式です。Bフックはレール上部をカーテンで覆いやすい一方、天井、ボックス、装飾レールなどへ生地が当たる場合があります。

サンゲツもA・Bフックでレールの見え方と干渉条件が変わることを案内しています。ただし、フック位置とカーテン総丈は縫製仕様により決まります。見た目だけを理由に、納品時の設定を大きく変更しないでください。

確認軸 Aフック候補 Bフック候補
レールの見え方 レールが見える吊り方 レール上部を覆う吊り方
上部の空間 干渉を避けやすい 天井・ボックスとの接触確認が必要
採用判断 幅広いレールで候補 対応レール・縫製仕様を確認

「Bフックなら光が完全に漏れない」とは限りません。中央、両端、上部の隙間や生地の性質でも変わります。

カーテンを掛ける5段階

1. カーテンを平らに置く

表裏と左右を確認し、上部のヒダまたは製品指定のフック差込部を見える状態にします。無印良品のノンプリーツカーテンのように、付属フックでランナーへ直接掛ける製品もあります。製品案内に合わせてください。

2. フックを同じ高さへ差す

一般的なヒダカーテンでは、上部裏側にある筒状の差込部へフックを入れます。すべてのフックの向きと高さをそろえ、抜けかけや曲がりがないか確認します。差込部以外の生地へ刺すと、穴や外れの原因になるため避けます。

3. 端の固定ランナーへ掛ける

両開きでは、カーテン外側の端をレール端の固定ランナーへ掛けます。固定ランナーへ掛けることで、開閉時に外側が中央へ動くことを防ぎます。レール形状や固定位置が分からない場合は、レールの取扱資料を確認してください。

4. 残りを走行ランナーへ順番に掛ける

端から中央へ、フックとランナーを一つずつ対応させます。途中を飛ばさず、カーテンのヒダ順とランナー順を合わせます。左右の枚数がある場合は、片側を掛け終えてからもう一方を同じ手順で進めます。

5. 閉じて全体を点検する

ゆっくり開閉し、裾、上端、中央、両端を見ます。フックが一つ抜けていないか、ランナーが余っていないか、生地がレールや壁へ強く当たらないかを確認します。

レースと厚地を二重吊りする順番

ダブルレールでは、一般に窓側へレース、室内側へ厚地カーテンを掛けます。先に窓側のレースを掛けて動作確認し、その後に室内側の厚地を掛けると作業しやすくなります。

ただし、装飾レールとの組み合わせや特殊な縫製では位置が異なる場合があります。レールの前後、フック設定、注文内容を確認してください。二重吊り後は、レースと厚地が互いに引っ掛からず動くことも確認します。

症状別の確認箇所

症状 最初に確認すること 対応
左右で裾がずれる フック高さ、差込位置、左右の製品 高さをそろえ、製品の調整範囲を確認
中央に隙間ができる 左右、中央側フック、マグネットランナー 掛け忘れとランナーの向きを確認
開閉が重い ランナー、フック、生地の干渉 無理に引かず、引っ掛かり位置を特定
上部が当たる Bフック設定、天井、ボックス 製品仕様内で設定を確認
ランナーが余る フック数とランナー数 端から対応順を再確認
両端が動く 固定ランナーへの掛け方 外側端の位置を確認

アジャスターフックで丈を調整できる製品がありますが、調整量は製品により異なります。大幅な寸法違い、裾の引きずり、腰高窓での長すぎなどはフックだけで解決せず、カーテンの丈を調整する方法も確認してください。

洗濯後に掛け直すときの注意

洗濯前にフックを外す必要がある製品があります。洗濯表示と取扱案内を確認し、フックを付けたまま洗濯機へ入れないでください。掛け直す前に、フックの破損、差込部のほつれ、裾の縮みや変形を確認します。

カーテンごとの洗濯判断はカーテンのお手入れと洗濯方法を参照してください。乾燥や吊り干しの扱いも洗濯表示を優先します。

高所・重量・レール異常は無理に続けない

取り付け位置が高く安定した作業台を確保できない、カーテンが重く一人で保持できない、レールがぐらつく、ランナーや固定部が破損している場合は作業を中止します。

特に、レール本体が壁や天井から浮いている状態でカーテンを掛けると、荷重が加わります。先に施工状態を確認し、必要に応じて販売店・施工業者へ相談してください。

よくある質問

カーテンフックはどこへ差しますか?

一般的なヒダカーテンでは、上部裏側のヒダ部分にある筒状の差込部へ入れます。ただし、ノンプリーツや特殊縫製では異なるため、付属フックと製品案内を確認してください。

フックは端からどの順番で掛けますか?

外側端を固定ランナーへ掛け、その後、走行ランナーへ端から中央の順に一つずつ掛けます。途中を飛ばさず、フックとランナーの順番を合わせます。

レースカーテンと厚地はどちらを先に掛けますか?

ダブルレールでは、窓側のレースを先に掛けて動作確認し、その後、室内側の厚地を掛けると作業しやすくなります。特殊レールでは製品案内を優先してください。

余ったランナーは外してよいですか?

レールの構造や将来の掛け替えに関係するため、自己判断で取り外す前にレールの取扱説明書を確認します。まず掛け忘れや順番違いがないか確認してください。

まとめ

カーテンは、表裏と左右を確認し、フックの向き・高さをそろえ、外側の固定ランナーから走行ランナーへ順番に掛けます。最後に裾、中央、両端、開閉状態を確認します。

フック種類、差込位置、調整範囲は製品ごとに異なります。レールのぐらつき、高所、重量、部品破損がある場合は無理に続けず、製品資料や施工業者へ確認してください。

参考にした一次情報・専門情報

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