カーテン派にもおすすめ!ロールスクリーンの便利な使い方と選び方

目次

なぜ今、カーテン派にもロールスクリーンがおすすめなのか?

「カーテンのほうが落ち着く」「取り付けが簡単だからカーテンでいい」と思っている方にも、ぜひ注目してほしいのがロールスクリーン。
近年では、住宅のデザインやライフスタイルの変化に合わせて、ロールスクリーンの需要がじわじわと高まっています。
機能面・デザイン面ともに進化しており、これまでカーテン一択だった方にも「これはいいかも」と感じてもらえるポイントが多数あるのです。

ここでは、カーテンとロールスクリーンの違いや、カーテン派の人がハマる理由、さらに併用の可能性について解説します。

ロールスクリーンとカーテンの違い

カーテンは布が左右に開閉する「横の動き」なのに対し、ロールスクリーンは布が上下に昇降する「縦の動き」が特徴です。
これにより、窓まわりがすっきりと見えやすく、インテリアをシンプルに整えたい方にぴったりです。

また、カーテンは開けた際に左右にたまる「たまり」ができるのに対し、ロールスクリーンは上部に巻き取られるため、視界を遮る要素が少なく、開放感があります。


カーテン派がハマる理由は「すっきり感」と「操作性」

実際にカーテン派の人がロールスクリーンを使い始めて感じるのは、窓まわりが見違えるほどスッキリすること。
特に、家具を壁際ギリギリまで配置したい場合や、小窓・腰高窓などスペースが限られている場所では、そのコンパクトさが大きな魅力になります。

また、近年のロールスクリーンは操作性も進化しており、片手で簡単に昇降できるタイプや、自動で巻き上がるスプリング式、さらにはリモコン操作できる電動タイプまで選べます。
「もっと早く使っていればよかった」と感じる人も多いのです。


実はカーテンと併用できる!

ロールスクリーンとカーテンは、どちらかを選ばなければならないわけではありません。
実は、両者を組み合わせて使うことで、お互いの弱点を補い合うことも可能です。

たとえば、**「レースのロールスクリーン」+「厚地カーテン」**の組み合わせは、昼間はすっきりと光を取り込みながら、夜間はしっかり遮光することができます。
また、上下の動きと横の動きを組み合わせることで、使い勝手も向上。見た目のアクセントにもなり、デザインの幅も広がります。


ロールスクリーンの便利な使い方アイデア集

ロールスクリーンは“窓にかけるもの”というイメージが強いですが、実はその活用シーンは窓だけにとどまりません。
上下に開閉できる特性とすっきりとした見た目、さらに豊富なデザイン・機能性のおかげで、日常のさまざまな場所で便利に使えるアイテムです。

ここでは、実際に取り入れやすい活用シーンを4つのアイデアとしてご紹介します。


小窓や腰高窓にぴったりの省スペース活用術

限られたスペースに設置するなら、ロールスクリーンのコンパクトさが光ります。
開けたときに布が上部に巻き取られる構造のため、左右に「たまり」ができるカーテンと違い、窓まわりをすっきり見せることができます。

特に小窓や腰高窓では、カーテンだと生地がもたついたり邪魔になったりすることもありますが、ロールスクリーンなら省スペースで収まりも良く、視覚的にもすっきり。
デスクや棚を窓のすぐ近くに配置したい場合にも干渉しづらいため、機能的なインテリアが実現します。


キッチン・脱衣所などでの目隠し・間仕切りにも

ロールスクリーンは「見せたくない部分をさっと隠す」用途にもぴったりです。
たとえば、キッチンとリビングの間に仕切りを設けたいときや、脱衣所の入口に目隠しをしたいときなど、必要な時だけ下ろして使える手軽さがあります。

布を下ろすと視線を遮り、使わない時は上に巻き上げて空間を広く使えるのが大きなメリット。
カーテンよりも圧迫感が少なく、見た目もすっきりするため、生活感を抑えたい場所に最適です。


おしゃれインテリアとしてのアクセント使い

近年では、無地だけでなく、北欧風・ナチュラル・モダンなど豊富なデザインのロールスクリーンが展開されています。
壁紙のような感覚で“見せるロールスクリーン”として取り入れることで、部屋のアクセントにもなります。

特に、シンプルなインテリアの中に柄入りのロールスクリーンを1枚加えるだけで、空間にリズムや表情が生まれます。
また、カラーコーディネートを意識することで、お部屋全体の印象を統一しやすくなるのも魅力です。


子供部屋や在宅ワーク空間の仕切りとしても活躍

ロールスクリーンは“間仕切り”としての役割でも大活躍します。
子供部屋を兄弟で仕切りたい時、リビングの一角を在宅ワークスペースとして分けたい時など、建具やパーテーションを使わずに柔軟に空間を区切ることができます。

使わないときは巻き上げておけるので、圧迫感がなく、必要なときだけプライベート空間をつくることが可能です。
布地の透け感を選べば、完全に閉じなくても“なんとなく区切る”という用途にも対応でき、空間の使い方が格段に広がります。


ロールスクリーンの選び方ガイド|失敗しないための3つの視点

ロールスクリーンを初めて選ぶとき、
「どれも同じに見えるけど、何を基準に選べばいいの?」
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実際、色柄の好みだけで選んでしまい、後から「操作が不便だった…」「遮光性が足りなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
そこでこのセクションでは、ロールスクリーン選びで失敗しないための【3つの視点】をわかりやすくご紹介します。


操作タイプ(プルコード・チェーン・電動など)

ロールスクリーンにはいくつかの操作方式があります。設置する場所や使う人によって、最適な操作タイプを選ぶことが大切です。

  • プルコード式(スプリング式):紐を引っ張って上下に動かすタイプ。シンプルで見た目もすっきり。ただし、高い位置にある窓や大きなスクリーンでは少し操作しづらいことも。
  • チェーン式:サイドのチェーンを手動で回して上下させる方式。重さのある生地にも対応でき、操作も軽やか。主流のスタイルです。
  • 電動式:リモコンやスマートホーム連携で操作できるハイエンド仕様。高窓や複数枚の開閉が必要な場所で活躍します。

「使いやすさ」は毎日の快適さに直結するため、設置場所とライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。


機能(遮光・UVカット・防炎など)

見た目以上に大切なのが、生地の機能性です。
例えば、以下のような機能は設置場所によって重視するポイントが変わります。

  • 遮光:寝室や西日の強い部屋に最適。1級~3級まで遮光レベルが選べます。
  • UVカット:日焼けや家具の色あせ対策に。レース調でも高機能な素材あり。
  • 防炎:集合住宅や施設で求められる安全対策。キッチン近くでも安心。
  • 抗菌・消臭:ペットや玄関周りにおすすめ。清潔な空間づくりに貢献。
  • 断熱・遮熱:冷暖房効率を高め、光熱費の節約にもつながります。

設置するお部屋の用途に応じて、必要な機能を見極めておきましょう。


デザイン(無地・ナチュラル・北欧柄など)

最後に重視したいのがインテリアに合うデザイン性
ロールスクリーンは「見せる面積」が広いので、色や柄が部屋の印象を大きく左右します。

  • 無地/ナチュラルカラー:どんな部屋にも合わせやすく、圧迫感も少ない。
  • 北欧風・幾何学柄・ボタニカル柄:アクセントウォールのように使えて、空間の雰囲気づくりに最適。
  • 和風・障子風のデザイン:和室やモダンな空間にしっくりなじみます。

「家具や壁紙とのバランス」「光を通した時の見え方」「閉めたときの印象」なども意識して選ぶと、満足度の高いロールスクリーンになります。

カーテンとの併用もおすすめ!組み合わせのテクニック

「ロールスクリーンを使ってみたいけど、カーテンを完全にやめるのは不安…」
そんな方にぜひ知っておいてほしいのが、カーテンとロールスクリーンの“併用”という選択肢です。

実はこの組み合わせ、機能面でも見た目の面でもとても相性がよく、上手に活用すれば暮らしの快適さがグッとアップします。
ここでは、具体的なテクニックと事例をご紹介します。


「レースカーテン+ロールスクリーン」で昼も夜も快適に

日中の光を取り込みつつ、視線をさえぎりたい──
そんなニーズには、「レースカーテン+遮光ロールスクリーン」の組み合わせがぴったりです。

  • 昼間はレースカーテンでやさしく採光しつつ、スクリーンを巻き上げて開放感を演出
  • 夜はロールスクリーンを下ろせば、外からの視線も遮りプライバシーを確保

このように、時間帯やシーンに合わせて自在に切り替えられる点が大きな魅力です。
特に寝室やリビングなど、光と視線のバランスが重要な空間で効果を発揮します。


ドレープカーテンの代用にロールスクリーンを使う裏技

「ドレープカーテン=厚地カーテン」と聞くと、重たくて野暮ったい印象を持つ方もいるかもしれません。
そんなときは、遮光性のあるロールスクリーンでスタイリッシュに“ドレープ代わり”を演出できます。

たとえば、既存のレースカーテンはそのままに、外側にロールスクリーンを設置するだけで、シンプルで洗練された窓まわりに変身。
光漏れも少なく、カーテンよりも省スペースで、掃除もしやすいという実用的なメリットもあります。


インテリアの統一感を出すためのカラーコーディネート

カーテンとロールスクリーンを一緒に使う場合、色選びや素材感のバランスを意識することで、より美しい空間を演出できます。

  • 同系色でまとめれば統一感が生まれ、すっきりとした印象に
  • あえて反対色を使えば、空間にアクセントが加わり、デザイン性がアップ
  • リネン調やウッド調など、素材感を合わせるとナチュラルでやさしい印象に

このように、“機能”と“見た目”を両立させるコーディネートを意識することで、ワンランク上のインテリアが叶います。


ロールスクリーンは、カーテンと競合する存在ではなく、組み合わせて使うことでお互いの良さを引き出せるアイテムです。
完全に切り替えるのが不安な方は、まずは1窓だけ“併用”から始めてみるのもおすすめです。

よくある疑問Q&A

ロールスクリーンを選ぶ際、多くの方が「これって大丈夫?」と感じるポイントがあります。
ここでは、実際に寄せられることの多い疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。
不安や迷いを解消して、納得のいくロールスクリーン選びに役立ててください。


Q. ロールスクリーンって洗えるの?お手入れは大変?

A. 基本的に洗濯機での丸洗いはできませんが、日常のお手入れは簡単です。

ロールスクリーンの多くは、防汚・防水加工された生地が使われており、ホコリや汚れがつきにくい設計になっています。
普段のお手入れはハンディモップや乾いた布で軽く拭くだけでOK。汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた布で拭き取るとよいでしょう。

ただし、素材やメーカーによっては水拭きNGの場合もあるため、購入時にお手入れ方法を確認するのがおすすめです。


Q. 賃貸でもロールスクリーンは取り付けられる?

A. 突っ張り式や壁を傷つけない専用金具を使えば、賃貸でも設置できます。

最近では、ビスやネジを使わずに取り付けできる**「ノンビスタイプ」や「突っ張り式」**のロールスクリーンが増えています。
これらは賃貸住宅でも原状回復がしやすく、手軽に取り付け・取り外しが可能です。

また、カーテンレールに取り付けるタイプもあり、工事不要で導入できる点も魅力。設置場所に応じて最適な方法を選べば、賃貸でも安心して使えます。


Q. オーダーと既製品、どっちを選べばいいの?

A. 窓のサイズやこだわり度に応じて選ぶのがポイントです。

  • 既製品は、価格が手頃で手に入りやすく、取り付けも簡単。規格サイズの窓なら十分満足できる選択肢です。
  • オーダー品は、窓にぴったり合わせて製作できるため、見た目や使い勝手の面で仕上がりがきれい。生地や操作タイプ、カラーの自由度も高く、細部にこだわりたい方におすすめです。

「取り急ぎ必要」なら既製品、「長く使いたい理想の1枚を探したい」ならオーダー品、と使い分けるのも良い選び方です。

まとめ|カーテン派だからこそロールスクリーンを試してみて

ロールスクリーンと聞くと、「無機質そう」「使い方が難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際には、カーテン派の方にこそ試していただきたいメリットがたくさん詰まったアイテムです。


カーテンにはない“ロールスクリーンならでは”の魅力を振り返ってみましょう。

  • ✅ 開けたときにすっきり収まる、スタイリッシュなデザイン性
  • ✅ 小窓・腰高窓・間仕切りなど、用途の幅広さと高い機能性
  • ✅ 遮光・遮熱・防炎など、生活に寄り添う豊富な機能バリエーション
  • ✅ カーテンとの併用もできる、柔軟な使い方

特に「部屋をもっとすっきり見せたい」「窓まわりに個性を出したい」「場所によって使い分けたい」といった方には、ロールスクリーンはぴったりの選択肢です。

まずはリビングの小窓や、脱衣所の間仕切りなど、ひとつの場所だけでもロールスクリーンを取り入れてみることで、その便利さを実感できるはずです。


カーテンが大好きなあなたにこそ、新しい発見をくれるのがロールスクリーン。
ぜひ自分の暮らしや好みに合った1枚を見つけて、より快適で洗練された空間づくりにチャレンジしてみてください。

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